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ロボットも「学校」で学ぶ時代に 中国・湖北省武漢市

中国湖北省武漢市にある湖北人型ロボットイノベーションセンターは、さまざまなスキルを備えた人型ロボットを大量に「育成」する、いわば「ロボットの学校」で、商業や産業、家庭など五つのカテゴリーを設け、高齢者介護施設やカフェ、スーパーマーケットといった数十の細分化された場面を再現して、ロボットに動作を学習させている。

ある学習現場では、人型ロボットの後ろに立ったトレーナーがコントローラーを使って、ロボットの腕をゆっくりと上げ、指を器用に開閉し、指定された商品をつかんで買い物かごに入れるよう操作していた。

同センターのエンジニア、張嘉(ちょう・か)さんは「一連の動作を成功させると合格と判定される。学習中に生成された視覚や関節の動きなどのデータは、ロボットの両腕に搭載した機器に記録される」と説明した。

張さんによると、「学校」では人型ロボットが歩く、つかむ、持ち運ぶなどの動作を繰り返し練習し、1日に約2万4千件の有効データを生成する。各シーンから収集されたデータはバックエンドに送信され、人間が一つ一つ確認した上で、有効データにラベルを付けて入力する。

センターの一角では、既に学習を終えたロボット数台が成果を披露していた。洗濯物をたたむロボットは柔らかな力加減で衣類の端をつまみ、わずか数ステップで1枚たたんで見せた。お茶を注ぐロボットは急須を持ち上げ、無作為に置かれた湯飲みに正確にお茶を注いだ。ごみ分別ロボットは慣れた手つきでごみを分類し、それぞれのごみ箱に入れていった。

同センター運営責任者の黄全周(こう・ぜんしゅう)さんは、人型ロボットがデモンストレーションから実用へと進む上での最大のボトルネックはデータ不足にあるとした上で、センターの年間データ収集能力は1千万件を超えると強調。今年は既に数千時間分の人型ロボットのトレーニングデータを外部に販売し、人型ロボットの商用化と量産化を加速させていると紹介した。