湖北省「新春初の大会」で各種「空飛ぶクルマ」が一堂に会す
湖北省が中部地区の発展における重要な戦略的拠点構築を加速させるための推進大会が24日、同省武漢市で開催された。会場の外では、様々な種類の特徴的なeVTOL(電動垂直離着陸機)とスマートロボットが一堂に会し、同省が低空経済(低空域飛行活動による経済形態)と未来型産業の構築において達成した新たな成果が披露された。新華社が伝えた。

会場では、UFOのような形状の飛行体が注目を集めた。湖北無人機業界協会会長で電鷹科技会長の蔡暁東氏は、「この全ダクテッドファン式1トン級離陸重量の飛行体は6年にわたる開発期間を経て、2025年7月に初飛行に成功した。最大離陸重量は1.2トン、最大積載量は450キログラムに達し、連続飛行時間は20分を超える」と説明。
蔡氏は、「この電鷹空飛ぶクルマは、動力ユニットが機体内部に配置されており、外部に露出したプロペラや翼がない。この設計は離着陸場の適応性に優れ、地表近くを飛行することが可能だ。現在、この機体は主に物流輸送や空中救助に先行的に活用されており、関連資格を取得した後、低空移動の交通手段としての運用が開始される予定だ」とした。
さらに、「空飛ぶICU」と呼ばれる医療専用eVTOLも展示された。離陸重量2.7トン、翼幅12.4メートル、航続距離1200キロメートルを誇る。武漢福生通用航空有限公司の執行会長である陳昭言氏は、「現在製品は耐荷重性能などの試験段階にあり、今年中に量産体制に入り、患者搬送試験を実施する予定だ」とした。
現在、湖北省は低空経済産業の展開を全力で推進している。湖北航空工業の重点企業は200社を超え、特殊飛行体や航空救命装備の研究開発・製造能力、航空機整備能力は全国トップクラスだ。2025年、省全体の航空工業売上高は前年比13.9%増の約279億元(1元は約22.6円)に達した。
湖北省国防科学技術局の関係責任者によると、同省では現在9種類のeVTOL機体が開発中で、うち4種類はすでに試験飛行を実施している。今回展示された4種類のeVTOL製品に加え、さらに5つの企業や研究チームが開発を加速させており、関連製品は年内の試験飛行を実現する見込みだ。