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習近平氏、湖北省武漢市を視察 科学技術の自立自強を強調

【新華社武漢6月30日】習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は28日、湖北省武漢市を視察した。

習近平氏は次のように強調した。科学技術の自立自強は国の強大化の基礎であり、安全保障の要である。われわれは新たな発展理念を完全かつ正しく全面的に貫き、イノベーション駆動型の発展戦略を深く実施し、科学技術の命脈を自らの手にしっかりと握り、科学技術の自立自強でより大きな進展を収めるとともに、わが国の発展の独立性、自主性、安全性を絶えず高め、より多くの新技術・新産業の誕生を促し、経済発展の新分野・新サーキットを開拓し、国際競争における新たな優位性を形成しなければならない。

習近平氏は同日午後、同省の王蒙徽(おう・もうき)党委員会書記、王忠林(おう・ちゅうりん)省長の案内で、武漢市内の企業や社区(コミュニティー)を訪れた。

新型コロナウイルス対策について、習近平氏は次のように強調した。新型コロナ感染症の流行は大きな試練である。われわれは人民至上、生命至上を堅持し、外部からの感染流入と内部での感染再拡大を防ぎ、ダイナミック(動態)ゼロコロナを堅持し、時期と状況に応じて予防・抑制措置を調整し、人民の生命の安全と身体の健康を最大限守ってきた。わが国は人口の基数が大きく、「集団免疫」や「成り行き任せ」の政策を講じたら、どのようなひどい結果になるのか想像もつかない。われわれがダイナミックゼロコロナ政策を実施するのは党中央が党の性格・趣旨とわが国の実情から決めたもので、一時的に経済発展に影響があっても、人民大衆の生命の安全と身体の健康が損なわれてはならず、特に高齢者や子どもを守らなければならない。総合的に考えると、われわれの感染症対策は最も経済的で、効果が最も高い。われわれには中国共産党の指導があり、コミュニティーというこの重要な末端組織の基礎があり、ダイナミックゼロコロナ政策を最後の勝利まで実行し続ける能力も実力もある。